日々のこと

I'm becoming this all I want to do.

20171225 黒い

昨日くらいから、WiMAXの機器の調子が悪くなって、充電ができなくなってしまった。
プロバイダがSo-netなので、昨日のうちにSo-netにメールをして、代替機を送ってくるように依頼したら、今日返信が来て、「代替機の送付はやってないし、修理はauショップに行ってくれ」という謎の内容。仕方ないので最寄りのauショップに行ってみたら、「修理は受けられるけど、一度UQに機械を送るので修理に3~4週間かかる。それに修理代金は実費。代替品はうちには置いてないから、もし必要なら代替機を置いてあるショップを電話するなり何なりして自力で探してくれ」と言われ、この時点でかなりおこだったけど、取り敢えずもう一度So-netに電話してみたら、メールと同じ内容を言われた上に、うちでは何も出来ないと言われてしまった。
つまりはたらい回しだ。アンサイクロペディアで見た。もう何もかもが嫌になりそうだったが、WiMAXがないと仕事ができない。ネットがないと死ぬ。どうしようと思っていてスマホで調べてたら、Simが入ってない機器だけを買ってきて、今あるSimを差し替えてしまえばいいという記事を見て、メカラウロコ。なるほどと思い、早速Amazonで買ってみた。明日届くから、とりあえずそれで試してみる。ありがとう、インターネット。
ただ、クリスマスらしい文章を既に書いてしまった。

 

 

ここから黒いです。
一面のブラッククリスマス。

 

人を憎むことなんて簡単だ
完璧に見えた日でも、黒いシミをすぐに見つけることができる
店員さん、私のトレーに紙ナプキンがついてないですよ
神の愛は無限大らしいが、人の憎しみも無限大だろう
どうしてその愛とやらだけをくれなかった
お前は自分に似せて私達を作ったんだろう
もしかして、それは自分のところに取っておいて、
それ以外を全部私達に押し付けたのか

 

SNSに〇〇の写真をアップして承認欲求を得るという行為
行為
反吐が出そうだ
せめて自分たちの〇〇している様子でもライブ配信してくれ

 

そういや、チチハハと一年以上会っていない
あまり会いたいという感情が湧かない
思い出、それはある
でももうこれ以上の思い出を作ろうとは思えなくなっている
不要
今持っている思い出すらも、なんだか薄暗い感じで何もかもがよく分からない
具体性がほしい、具体性
誰かの愛し方がよく分からないんだ
誰にも教わらなかったから
ごめんなさいと謝ればきっと許してくれるだろう
優しい人達だから

 

何もかも私が悪い
もうそれでいいよ

 

いつでも探しているよ
どっかに死の痕跡を
遠くの山や近くの川
孤独の谷
濁った湖
高速道路のススキ
サービスエリア
どこにでもある気がする

 

山肌に地層が見えて、ミルフィーユみたいな
今日はケーキも食べなかった
理由があって泣いていた
ちっぽけだからだろう
良い人も悪い人も、ここでは意味もなく等しく死んでゆく
  

山、登ってる。昨日は八ヶ岳の赤岳。二月に滑落したりとか、死ぬ思いしたりとか、雪崩のニュースとか見ても懲りていない。正直疲れ切ってるのに、次の山を考えている。小説を書くのも最近そんな感じだ。
誰かに何で山に登るのかと問われても、納得できる答えを用意することはできないだろう。そこに山があるからかもしれないし、山でしか見られない景色があるからかもしれないし、自分と向き合いたいのかもしれないし、死にたがっているのかもしれないし、意味なんてないかもしれない、生きるみたいに。
逆に生きたがっているのかなとも思う。山に行けば、生きていることが実感できるし、何とか生きていけるという気分になる。多分、お金や仕事を失っても何とか生きていけるんじゃないかと思えてくる。実際の登山は金がかかるものだが。
山は変わらない。いつ行っても、山はただそこに存在する。山は逃げないとはよく言ったものだが、本当にその通りだ。ただ生きて死んでいくという営みが、太古の昔から現代までずっと続けられている。そこが容赦がなくて、優しい。
日本人的側面で言うと、山は神でもある。この神は、人間を模した神が山にいるわけではなく、山自体が神なんだろう。意志がない。基本的には人との積極的な関係性がない。神と人との関係性。それが見えてこないのが面白い。
仏教だと、寺は基本山に作られる。都内において登山に手頃な山として有名な高尾山も、真言宗智山派の三大本山の一つで、薬王院という寺がある。因みに残りの二つは川崎大師平間寺成田山新勝寺で、総本山は京都の智積院である。修験道の一種か。しかし、神社も山にあることがあるな。日本書紀を紐解くと何かが書いてあるのだろうか。知らない。知らないことが多いのに、時間ばかりが過ぎ、歳を取る。なのに知っている前提で世界が回っている気がする。先生はママと政府は火星人と警察は悪い人と。

 

歳を取るのはフェアで、この言い方はフェアか分からないけど、あの時15歳だった同級生は、みな等しく歳をとって、生きていれば僕と同い歳のはずだ。
何もかも変わってしまった気もするし、何も変わっていないような気もする。
あと百年もすればみんないなくなってしまう。
だからもう、年齢のことを考えるのは無しにしたい。

 

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