日々のこと

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【1/27(土)開催】MEGASTAR JOURNEYを見に行きました(ネタバレあり)

 
 というわけで本日14時の回を見に行きました。
 気合を入れて、チケットの抽選申し込みをして、事前に入手していたけど、当日券も十分にあったみたいな。
 まあ、でも行くなら初日でしょ!ということで。
 
 感想を書こうと思ったけど、このメガスタージャーニーに声で出演している声優の林原めぐみさんの感想が非常に分かりやすくて、これ以上書くとネタバレになってしまうのが悩ましい。けど、感想を少しだけ。
 
 
 私はVR自体が初めての経験だったけど、思ったより見えている3Dポリゴンは荒い。昨今のPS4のゲームなどよりはかなり劣って見えると思う。
 時間もそこまで長いわけではなく、多分15分くらいなのだろうか。
 中身もプラネタリウム体験というよりは、宇宙旅行体験というもので、夜空に映る星の素晴らしさや天体の説明などはない。そのため、普段のプラネタリウムVRにしたというわけではなく、全くの別物という感じ。
 しかし、これはこれで、かなりの没入感があったというか、宇宙に行ったという感じはしなかったけど、今いる部屋と全く違う世界に飛ばされたという感じはかなりあった。
 もしこれがもう少し映像が鮮明になって、時間も長かったら、脳が一時的にバグる可能性もあるなと感じた。もしかしたら、しばらく元の世界に帰ってこられなくなるかもしれない。
 そういう意味では、林原さんが仰っていた通り、これが絶妙なバランスなのかなと思った。
 
 VRの凄いところは、映像の綺麗さというよりは、余計な映像を一切シャットダウンするという仕組みで、周りの映像がなくなるだけで、ここまで人間は錯覚するのだなと思った。それに加えて、今回は自分たちで移動するというのがあって、それが余計に「今私はこういう3Dポリゴンが荒い世界で生きている」と思い込まされてしまう。何かに触れてみると、見えている映像と触った感触は異なるはずなのに、変だなと思わずに、これはこういうものだと思い込んでしまった。例えるならば、夢の中ならば多少の矛盾は違和感なく受け入れてしまうように。
 ただ、このレベルでも乗り物酔いや3D酔いをし易い人は危険かもしれない。
 
 実際にVRを体験すると、人間って「意外と見ていないようで見ている」というのと「見ているようで見ていない」という両方が存在しているなと感じた。何かに集中している時は周りの景色は気にならないものだけど、それでも多少は見えていて、完全に周りを見失ってはいない気がする。VRができたことで、物理的、強制的に景色をシャットダウンすることが簡単にできるようになったわけだが、それは夢のあるようにも思えるし、危険なものでもあるのだと改めて感じた。
 
 VRの今後については、メガスターを制作した、大平貴之の対談が興味深いです。VRを体験した後だと尚更。 
 
 

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